誰でもカーデザイナーになれる?「画像生成AI」にクルマを描かせてみた 人工知能
チューリングのコンセプトカーの開発で、デザインを担当した開発支援企業の日南は『Stable Diffusion』というアプリを使った。しかしこれ、いろいろ調べたら、筆者のパソコンには荷が重い。動いたとしても、かなり遅くなりそうだ。
そこで選んだのが『Midjourney』だ。こちらは『Discord』というチャットサービスのなかで使う画像生成AI。クラウド上で画像生成するので、端末の性能に依存しない。スマホやタブレットでも使える。ただし『Stable Diffusion』が無料で使えるのに対して、『Midjourney』はすでに無料版の提供が打ち切られており、少なくとも10ドル/月かかる。『Stable Diffusion』もそうだが、画像生成AIではプロンプトという文字列を打ち込む。『Midjourney』は日本語に対応していないので、英語だ。やってみよう。まず打ち込んだプロンプトは…まぁ、最初だから、デザインを提案してもらうというより、海辺に佇むクルマのきれいなイラストを期待したのだが、ほんの1~2分で提示されたのはこれだった。
プロンプトを打ち込むごとに4枚セットで画像が生成されるのだが、同じプロンプトで2度トライして、8枚の画像のうち6枚がクラシックカーだった。AIにとって「セダン」は、もはやクラシックカーなのか? それとも「ビーチサイド」という環境設定が、AIにレトロ指向させてしまったのか?a sporty 4-door car with coupe-like silhouette, parked in city environment 「4ドア」と指定しているのに2ドアが描かれるのは、AIが「スポーティ」や「クーペライクなシルエット」といったワードを重視してしまったからかもしれない。ネット界隈ではプロンプトを「呪文」と呼ぶそうだが、いきなり呪文の唱え方の難しさに直面した。
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