札幌市南区の小規模多機能型住宅の一室。今年94歳を迎えた男は、ついのすみかとなる30平方メートルの室内で、妻の遺骨と向き合いながら供養と後悔の日々を過ごしている。男は昨年、老老介護の末に当時89歳の妻...
札幌市南区の小規模多機能型住宅の一室。今年94歳を迎えた男は、ついのすみかとなる30平方メートルの室内で、妻の遺骨と向き合いながら供養と後悔の日々を過ごしている。男は昨年、老老介護の末に当時89歳の妻を殺害した。北大を卒業後、大企業に定年まで勤め、経済的に恵まれていたはずの男に何があったのか。専門家は、国内で人口の多い「団塊の世代」(1947~49年生まれ)が後期高齢者となる中、男のような事例は今後も発生しかねないと警鐘を鳴らす。(報道センター...
事件当時、娘は札幌市内、息子は関東でそれぞれ生活していた。息子とは、週に一度はファクスで近況を報告し合うのが20年来の習慣だった。妻は数年前から認知症を患い、男は1人で家事をしていた。昨年10月ごろ、ひどいめまいや頭痛に襲われ体調が悪化。このまま妻を介護することは出来ないと考えるようになった。...
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