(パ・リーグ、オリックス―西武、23回戦、24日、京セラ)自身初の2桁勝利を懸けてマウンドに上がった西武の2年目左腕・隅田知一郎投手(24)が〝初対決〟となった...
「ベンチから信頼をもらって送り出されているので、1点でも少なく抑えたい。100球を超えても安心してみてもらえる投手になりたい」
2021年10月のドラフト会議では西武、ヤクルト、巨人、広島の4球団が1位指名で競合した逸材。ルーキーイヤーの昨季は3月26日のオリックス戦でプロ初登板初勝利を挙げたが、その後は10連敗でシーズンを終えた。 今年1月にはメッツ・千賀、巨人・菅野らが師事した鴻江寿治氏が主宰する「鴻江スポーツアカデミー」に初参加。体の使い方、体重移動を徹底的に学び、「しっかりおなかに力が入って、指先には力が入っていない感覚。変な力が入っていないので、去年と疲労感が全然違うので、次の登板に向けた準備が早くできるようになった」と口にする。 五回までわずか63球で3安打無失点、7奪三振と付け入る隙を与えなかった。今季のチームはすでに平良(11勝7敗)、高橋(10勝8敗)、今井(10勝4敗)が2桁勝利を挙げており、隅田が白星を手にすれば「10勝カルテット」が誕生。球団では日本一となった2008年の岸(現楽天)、石井(現楽天監督)、帆足(引退)、涌井(現中日)以来、15年ぶりの快挙となる。
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