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光秀を演じた西島は本作の台本を読んで独特の世界観を感じたという。「生きるか死ぬかの毎日で、首だけになってしまえば、地位も名誉も何もないという無常観。死と隣り合わせの日々の中、滑稽(こっけい)なことと笑った直後に悲惨なことが起きたり…ほかの監督では感じることのできない、北野監督ならではの世界観があった」。
また、信長を演じた加瀬も「北野監督はいろいろな戦いを経てトップに立った方。その中でいろいろ感じたことをあらゆるキャラクターにちりばめていて、それぞれの武将たちに監督の人生を重ねられると思った」というのが最初の印象だったと明かしている。 西島は、『Dolls』(2002年)以来の北野組への参加となった。「急きょ追加になったシーンで大掛かりなセットを組んだのに1カットで終わったことがあった。準備にいくらかけても『ここは撮り切った、もう大丈夫』という判断、切り替えは当初と変わらない。今回も直前で追加になった大掛かりなシーンがあって、すごい労をかけたのですが、ヒキのカットを撮ってすぐ終わってしまう。そういったところに監督の美学を感じたし、ずっと変わっていないと感じた」と撮影中のエピソードを交えて振り返っていた。
一方、『アウトレイジ』シリーズにも出演した加瀬は、「今までは助監督を通じて演出を受けていたが、今回は北野監督が直接現場に来て、一言ふた言おっしゃってくれることが多く、丁寧な演出を多く受けた感じがした」と話す。 また「すぐ本番に行くという恐怖がある」と北野組を振り返るのは大森。「一度、どこまで許されるのか、北野監督との気配でせめぎ合うというか…でもこれは本当に怖い。よっぽどのことがないと北野監督は『もう1回』っておっしゃらないんですよ。何回も同じことをやるのも大変ですが、1回しかできないという緊張感。これもすごく感じました」とそれぞれが北野監督と過ごした撮影時間を明かしている。
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