自民党派閥の裏金事件を受け、次期衆院選がいつになるのかが各党関係者の焦点になっている。6月末の今国会会期末の衆院解散も取りざたされる中、与党、野党とも低支持率に...
県内関係者では、菅家一郎氏(衆院比例東北)が党の役職停止6カ月、吉野正芳氏(衆院福島5区)が戒告処分を受けたほか、亀岡偉民氏(衆院比例東北)、上杉謙太郎氏(同)、森雅子氏(参院福島)の3人も幹事長による厳重注意となった。朝日新聞が3月16、17日に実施した世論調査で、自民党の支持率は22%と低い水準が続いた。しかし、他の政党支持率は、立憲6%、維新4%、公明3%、共産3%、国民1%、れいわ4%などと、ふるわなかった。
野党第1党の立憲は、次の衆院選の準備も出遅れ、新4区では、いまだに候補予定者が決まっていない。このため、国民民主、社民の両党県連と県議会会派の県民連合、連合福島でつくる「5者協議会」で3日に会合をもち、擁立を急ぐことを確認した。「6月の通常国会会期末の解散の可能性が高くなっている」(県連幹部)として、5月下旬の県連大会までの擁立をめざすという。 だが、別の党の県幹部は自嘲気味に、こう話す。「本来なら政権交代につながる事態なのに、そうならないのは野党がだらしないからだ。これまでも自民の失策があっても、野党の支持率が上がりはしなかった。有権者の期待に応えられる姿を見せないことには、政治不信が深まってしまう」(滝口信之、岡本進)
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
二階俊博元幹事長の“裏金問題” 『義理(G)と人情(N)とプレゼント(P)』3500万円分の書籍の行方【報道特集】(TBS NEWS DIG Powered by JNN)自民党の派閥の裏金事件を受け、来週にも行われるという関係議員への処分。 党内で最も不記載の額が大きかった二階元幹事長が今週、次の選挙に出馬しないと表明しました。 その裏金で購入していたとする大量の書
続きを読む »
アングル:台湾総統選、鴻海創業者の出馬表明で混戦模様に台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業の創業者で前会長の郭台銘(テリー・ゴウ)氏が28日、来年1月の台湾総統選への出馬を表明したことで、与党、民主進歩党(民進党)政権3期目入りが予想されていた選挙戦は一転、混戦の様子を呈してきた。
続きを読む »