藤井聡太王位(21)=王将、名人、竜王、叡王、棋王、棋聖含む7冠=に佐々木大地七段(28)が挑む第64期王位戦7番
勝負第5局は23日、徳島市「渭水苑」で2日目が指し継がれ、先手藤井が95手で勝利した。対戦成績を4勝1敗とし、4連覇を達成。20年度棋聖戦以降、出場したタイトル戦で歴代2位タイ、17期連続獲得を達成した。31日からは史上初の全8冠独占が懸かる、永瀬拓矢王座(30)との王座戦5番勝負に臨む。思い出すのは昨年末。初防衛となる、1月8日開幕の本社主催・第72期ALSOK杯王将戦7番勝負に加え、2月開幕の棋王戦5番勝負への挑戦も決めたことでダブルタイトル戦が確定した。「忙しいけれど充実しています。今まで、対局の多いときの方がいい態勢をつくれてきたので」。ダブルタイトル戦を目前に控えた1月末、藤井は語った。
例に挙げたのが1年前との比較。王将戦が第4局で決着し、棋王挑戦を逃した。激減した対局数は今年、羽生善治九段(52)を挑戦者に迎えた王将戦が第6局までもつれ、2月は昨年の2局から9局、3月も1局から5局。「どんどん食べてバンバン指す」がモットーだった師匠の師匠、板谷進九段の教えが孫弟子に受け継がれているかのようだ。 では、王座戦はどうか。31日の第1局に続き9月は第2局が12日、第3局が27日。残るは一般棋戦で、9日にJT杯があり、現状3局。竜王戦7番勝負は10月6日開幕。そして王座戦では、練習将棋を指す間柄の永瀬拓矢王座(30)と対戦。つまり練習将棋相手にも不自由する。意外にも8冠へのハードルになるかもしれない。
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