藤ヶ谷太輔、運命の出会いと初めての衝動「自分で動かないといけないときがある」【インタビュー】

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藤ヶ谷太輔、運命の出会いと初めての衝動「自分で動かないといけないときがある」【インタビュー】
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Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔と俳優の奈緒がW主演する映画『傲慢と善良』(9月27日公開)。2019年刊行の辻村深月氏の人気小説を実写化するにあたり、自ら関係者にアプローチをかけたという藤ヶ谷が原…

とにかく原作を何度も読み返し、脚本も何度も読んだし、奈緒ちゃんと監督と話し合いました。もちろん、作品の話から入るけど自然にお互いの恋愛観や結婚観、人間関係を結構しゃべってしまった。実はどこまで話したかも覚えていないんです。監督の奥さんとの出会いも聞きましたし、お子さんができたときの気持ちも『聞かせてくださいよ』じゃなくて『オレの場合はさ…』と。作品をきっかけに、誰かとしゃべりたくなるんですよね。そこは僕も原作が好きだからこそ、原作どおりにやりたいと思ったりもしましたが、だったらあの小説を頭から最後までやったほうがいい。でもそうなると十何時間もかかってしまう。映画には映画の良さがあるし、映像美やセリフの良さもある。気になって辻村さんにお話をうかがったら『「ここは私の原作と違う」とはまったく思わなかったです。後から「あ、違ったな」と思うくらい』だと。僕も監督に『原作のこの空気感の部分は残したいですよね』と伝えて、ロケ場所や仕事が違うとかはあるけど、作品の香り、伝えたいことは『一緒でした』と辻村さんにおっしゃっていただけて安心しました。優しさと鈍感さのバランス。試写を観た女性に意見を聞くと『

とにかく原作を何度も読み返し、脚本も何度も読んだし、奈緒ちゃんと監督と話し合いました。もちろん、作品の話から入るけど自然にお互いの恋愛観や結婚観、人間関係を結構しゃべってしまった。実はどこまで話したかも覚えていないんです。監督の奥さんとの出会いも聞きましたし、お子さんができたときの気持ちも『聞かせてくださいよ』じゃなくて『オレの場合はさ…』と。作品をきっかけに、誰かとしゃべりたくなるんですよね。そこは僕も原作が好きだからこそ、原作どおりにやりたいと思ったりもしましたが、だったらあの小説を頭から最後までやったほうがいい。でもそうなると十何時間もかかってしまう。映画には映画の良さがあるし、映像美やセリフの良さもある。気になって辻村さんにお話をうかがったら『「ここは私の原作と違う」とはまったく思わなかったです。後から「あ、違ったな」と思うくらい』だと。僕も監督に『原作のこの空気感の部分は残したいですよね』と伝えて、ロケ場所や仕事が違うとかはあるけど、作品の香り、伝えたいことは『一緒でした』と辻村さんにおっしゃっていただけて安心しました。優しさと鈍感さのバランス。試写を観た女性に意見を聞くと『いや架、そこは違うよ』と思うことが多々あるらしいんです。でも男性からしたら『言ってくれなきゃわからないよ』ってなるじゃないですか。女性は“察してよ”。男性は“言ってよ”。その感覚を大事にしました。意識しないことを意識していました。あと、奈緒ちゃんに責められたのは『プレゼントのネックレスの箱が結婚指輪みたいな箱』。パカッと開けるタイプなんですけど、それを選ぶセンスはどうなっているの?って。ネックレスは長い箱にしてほしいよねって言われて…箱を用意したのは俺じゃないんだけど…(笑)。指輪みたいに出すなって言われました(笑)台本を読んでいたら、ふかんで『ここがダメなんでしょ』と思えるけれど、実際に架の立場となってリアルタイムで行動したら、どうなのだろう…。でも『キスブサ』(『キスマイBUSAIKU!?』)とかもやっていたしね(笑)。でもそれは芸能人だからで、もし年齢も若くて、この仕事をまったくやってなくて…結婚はしたいけど今よりも仕事が落ち着いたら、とかいろんなタイミングがある。架の行動が正解・不正解はわからないけど、最初の打ち合わせでも、架が真実につけた「70点」という点数は男性的には高いけど、女性的には低い。「70点なら0点のがいい」とか。逆の立場の場合、架が70点とつけられたら『結構高いな』と思うんです。その違いがあるんですよね。あれって女性は本当にあるのかな?『あ、ロレックスつけてる』とか(笑)。でも、ロレックス買えるってことは収入が想像できたりアップルウォッチだからダメってことじゃなくて大きくプラスになる。よくあるのは『この前迎えに来たら軽(自動車)でさ』みたいな。そういう目線の中で育っているし、架みたいな人っていっぱいいると思います。あれもすごいですよね(笑)。『自営業の人はやめなさい』とか…これがリアルですよね。恋愛だけでない、家族間の温度差、東京と地方の温度差もそうだし、人生に必要なものが散りばめられている小説だった。ただ恋愛でキュンキュンするだけでなく自己啓発というかすごいものを読んだなと思います。映画ももちろん観ていただきたいし、映画を観てちょっとでも興味がわいたら、僕はなんの参加もしていないけど小説を買ってほしいです!宣伝隊長になります(笑)当時は今みたいにスタンダードというよりは、いかがわしいというか出会い系というと危険なんじゃないかという雰囲気があった。実際に出会って結婚して幸せになっていらっしゃる方もいるし、そこが大きく変わってきましたよね。きっと架からしたら学生から知っている女友達にはダサいことも見せられる。でもマッチングアプリって、キャリアや年齢を重ねて結婚を前提に会うとなったときにどうしても、背伸びした状態、ちゃんとしていないといけない、マイナスポイントを見せる必要性がないと感じていたと思うんです。そこが真実には伝わらないし、真実も真実で背伸びをしている。自然体ではない。■「自分で動かないといけないときがある」後悔しないために能動的に手を挙げたはい、ずっと前から。いやらしい気持ちは1ミリもなくてあのとき、ただ衝撃を受けたから。傲慢ですよね。とにかく周りの人に『読んで、読んで』と…自分で買ってわたしているわけじゃないんですけど(笑)。2023年1番売れた小説でしょ。すごいですよね。本屋に行くと売上げランキングにも、映画に決まる前からずっと入ってる!と思ってました。さっき奈緒さんとも話していたのが『傲慢と善良』って画数が多いから、難しい恋愛モノだと思う方もいらっしゃるのではないか。でもまったくそんなこともないし、試写で観ていただくと20代前半の人がボロ泣きしていると聞きました。この本に出会ったのは20代で、刺さるものがあった。特にSNS世代だと、本当の自分と『いいね』をもらいにいく自分の違いってどうなんだろう、本当に行きたいところはどこなんだろうって。そういう時代に育っているから悪いとかでなくて、そこで生き抜くことも大切だけどどこか疲れるところもあるのかな。恋愛だけでなく“選択”しなくてはいけないことも映画の中に詰まっているので多くの人に刺さるんじゃないかな。『傲慢と善良』でいえば、発売当初からこの本が好きで、とにかくこの小説が面白いと、周囲に薦めていました。辻村さんの小説は割とすぐに実写化されるものが多いし、スピードがどんどん早くなる。『A-Studio+』でいろいろ取材をさせてもらったら、どうやら俳優さんはもう自分で動いているんだなと。待ちの姿勢で『来たらいいな』ではなく自分で企画書を持っていったり、自分でチームを組んだりしていると知りました。ひと昔前は自分から動く人はいなかった。むしろそうすれば格が下がるというか。でも(他の俳優さんは)自分から動いているっぽいぞ、と。それもあっていろいろとスピーディーになっているんだなと思ったときに、もし他の人が演じてしまったら後悔するくらい自分がやりたいものはなんだろう。そういえば「『傲慢と善良』って、なにも映像化・舞台化もされてないな」と思いつき、『僕がこれをやりたいです!』と伝えました。事務所内だけでなく外に向けて意志を見せたことは初めてでした。

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