ドジャース・大谷翔平投手(29)が27日(日本時間28日)、敵地・ブルージェイズ戦に「2番・指名打者」でスタメン出場し、2打席目に花巻東高で3学年先輩の菊池雄星投手(32)から右前適時打を放った。
お互いに力の入った見応えのある対戦になった。ドジャース2点リードの2回2死一、三塁で迎えた2打席目。カウント2―2からの5球目だった。菊池は22年のブルージェイズ移籍後最速となる98・2マイル(約158・0キロ)の直球を力いっぱいに投げ込んだが、大谷は鋭いスイングではじき返して右前適時打。打球速度は119・2マイル(約191・8キロ)で大谷にとっての自己最速で、今季のメジャー全体でも最速という圧巻の一打だった。
菊池は大谷に浴びた超速の当たりについて「インコースの悪くないボールだったと思いますし、自分自身も腕を思い切り振ったボールでしたけど、投げた瞬間にライト前に行っていたので、打球が速すぎて見えなかった。本当にパワーもそうですし、確実性も含め毎年どんどんレベルアップする」と驚きを隠せなかった。それでもメジャーを代表する打者に成長した後輩の存在が刺激になったようで「負けないように対戦を楽しみにしながら、でもどうやったら抑えられるかを日々考えながらやっていきたい」、「本当に左右問わずNO1のバッターになっていると思うので、そういうバッターと対戦できるのは僕自身のレベルアップにもつながるし本当に幸せなことだなと思います」と前を向いていた。
1打席目は二ゴロで、3打席目は空振り三振。大谷のドジャース移籍後初対決は3打数1安打で、通算成績は23打数7安打(3本塁打)の打率3割4厘となった。菊池は直近2戦2勝と好調でこの日の試合を迎えたが、6回91球を投げて9安打4失点で3勝目を逃して2敗目を喫した。
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