[ワシントン 1日 ロイター] - 米労働省が1日に発表した9月の雇用動態調査(JOLTS)は、求人件数が43万7000件増の1070万件となった。連邦準備理事会(FRB)の積極的な利上げにもかかわらず、労働需要が依然として堅調なことが示唆された。
ロイターがまとめたエコノミスト予想は1000万件だった。
FWDBONDSのチーフ・エコノミスト、クリストファー・ラプキー氏は「求人件数の増加は誰にとっても良いニュースだが、連邦準備理事会(FRB)当局者が金利をこれまで以上に高水準に引き上げ、ペースを迅速化させる必要があると確信すれば、誰にとっても悪いニュースになる」と指摘。「1000万件規模の求人でリセッション(景気回復)を阻止できるかどうかは難題だ」と述べた。9月の業種別では、宿泊・飲食サービスで21万5000件、ヘルスケア・社会支援で11万5000件、運輸・倉庫・公益で11万1000件それぞれ増加した。採用件数は8月の630万件から610万件に減少。耐久財製造業で5万7000件、州・地方政府の教育部門で4万件それぞれ減少した。自発的な離職率は2.7%で横ばい。政策担当者は労働市場の信頼感の強さを推し測る指標として、自発的な離職に注目している。
このニュースをすぐに読めるように要約しました。ニュースに興味がある場合は、ここで全文を読むことができます。 続きを読む:
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
米金利先物、12月からFRB利上げペース鈍化との見方織り込む[27日 ロイター] - 27日に発表された経済指標が景気減速を示唆したことを受け、米短期金利先物市場では、連邦準備理事会(FRB)が12月から積極的な利上げペースを鈍化させるとの見方が織り込まれた。
続きを読む »