米マクドナルドはハンバーガー「クォーターパウンダー」に入っていたスライスオニオンが原因とみられる腸管出血性大腸菌による集団感染を巡り、影響拡大に歯止めをかけようと対応を進めている。
同社はこの日、米国にある店舗１万3000店余りの２割でクォーターパウンダーの販売を中止したと発表した。メニューに復活するまで数週間かかる可能性があるとしている。このハンバーガーは、通常の２週間に米国で100万個が販売される主力商品の一つ。
マクドナルドは、売り上げへの影響を判断するには時期尚早だと指摘し、原因究明と顧客への安全性保証に向けＣＤＣや他の政府機関と精力的に連携していると表明した。同社は今回の大腸菌混入が店舗での調理過程ではなくサプライヤーに起因すると考えている。 大腸菌の原因に関する調査が進むにつれ、今後数週間に全体の患者数がさらに増える可能性があるとＣＤＣは警告している。体内で感染を引き起こすこの大腸菌は、生肉や加熱が不十分な肉、果物、野菜などで汚染された食品を通じて広がる。米国で発生した腸管出血性大腸菌の集団感染にマクドナルドの「クォーターパウンダー」が関連しているとＣＤＣが発表した
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