第101回箱根駅伝(2~3日、東京・千代田区読売新聞社~神奈川・箱根町芦ノ湖往復=10区間217・1キロ)で3位だった国学院大は激闘翌日の4日、第102回箱根駅伝に向けて早くも始動した。出場メンバー
は各自で軽く走る一方で、メンバーから外れた選手は午前6時前から16キロ走を敢行した。
前田康弘監督(46)は、エースで主将の平林清澄(4年)の後任として、全日本大学駅伝(昨年11月3日)では優勝のゴールテープを切り、箱根駅伝では9区6位の上原琉翔(3年)が就任したことを明かした。「早速、今朝の練習から号令は上原が行っています」と明かした。国学院大は出雲駅伝(昨年10月14日)と全日本大学駅伝(11月で快勝し、箱根駅伝では初優勝と史上6校目の3冠を目指したが、青学大、駒大に敗れた。強烈なキャプテンシーと圧倒的な実力でチームを率いた平林から主将の重責を引き継ぐ上原を中心に悲願の箱根駅伝初優勝を目指す。 2区8位だった平林は、疲労回復に努めた後、来週から沖縄・宮古島で本格的な練習を再開する。平林は昨年2月の大阪マラソンで日本学生新記録の2時間6分18秒で優勝し、今年9月9月に行われる東京世界陸上マラソンの有力な日本代表候補に挙がっている。2月に代表選考レースに出場予定。卒業後、実業団のロジスティードに進むが、引き続き国学院大を練習拠点として前田監督の指導を受ける。「25年の東京世界陸上、28年のロス五輪に日本代表として出場したい」と意欲を示している。
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