2020年4月7日、新型コロナの感染拡大によって緊急事態宣言が発出された。弊社も急遽テレワークを余儀なくされ、突然のことに当初は右往左往させられたものだが、そのドタバタの模様を記事にしてほしいと始まったのがこの連載だ。
など、さまざまな方法でPCを遠隔/自動起動させてきた。ただ、これらの方法は「利用できるPCが限られる」「常時起動しているデバイスが必要になる」「ルーターの設定変更でセキュリティリスクが発生する」というように、環境によっては利用できないケースが出てくる。しかし、アレクサを利用するなら、遠隔起動したいPCと一緒にAlexaデバイスを置いておくだけでOK。最近ではAmazonのセール時期に、Alexaデバイスがお得な価格で販売されているので、遠隔起動用のデバイスとして購入するのもアリだろう。常時起動しているPCやタブレットを遠隔操作して、指定のPCへとマジックパケットを送信し、遠隔起動させることもできる第一工程をアレクサの力を借りてクリアした所で、いよいよリモートデスクトップについてだが、筆者は「Chromeリモートデスクトップ」というサービスを利用している。
これは、Googleが提供しているもので、ホスト・ゲストの両PCのブラウザで同じGoogleアカウントでログインすれば、互いにデスクトップの様子を表示して、それを遠隔操作することが可能。操作の遅延も少なく、インターフェイスの使い勝手も良いが、個人的に一番気に入っているのは「相手のPCを一方的に操作できる」ことだ。一言にすると言い方がアレになってしまうが、要は遠隔操作を開始するときに、ホスト側(遠隔操作される側)のPCで「アクセス許可」の操作が必要ないことが、テレワーク環境においては大きなメリットになる。 リモートデスクトップを行うソフト・サービスの中には、ホスト側のPCで「アクセス許可」の操作が必要なものも多く、その場合には“PCの近くにいる誰かに許可の操作をしてもらう”必要がある。しかし、「Chromeリモートデスクトップ」ならGoogleアカウントでログインし、パスコードを入力すれば、すぐにホスト側のPCを遠隔操作することが可能。このため、誰もいない自宅のPCも、会社から遠隔操作できるというわけだ。
これと同じ理由で、Android端末を遠隔操作する際に、筆者は「AirDroid」というアプリを使っている。こちらも、ホスト側のデバイスでの「アクセス許可」なしで遠隔操作ができるので、テレワークでは何かと役に立ってくれている。
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
「持ち運びできてリモート接続もOK!! タブレットをバックアップ先にできるか試してみた」――急遽テレワークを導入した中小企業の顛末記(184)前回はタブレットにリモートアクセスすることで、自宅のNASに保存されたファイルに会社からアクセスしてみた。ただ、よくよく考えてみると、外出先から利用する可能性のあるファイルは、そもそもタブレットにバックアップしておくことで、直接アクセスできるようになる気がする。
続きを読む »
「テレワーク開始から4年……。周辺機器を格安でリフレッシュしてみた」――急遽テレワークを導入した中小企業の顛末記(185)2020年の緊急事態宣言発令によって、テレワークが始まってから4年が経った。その時に会社から支給されたノートPCやヘッドセット、マウスなどが、そろそろボロくなってきた気がする。
続きを読む »
【クイズ】卵を見て判断できる? 『餃子の王将』の「天津飯」はどれだ?(2023年10月21日)|BIGLOBEニュース食楽webクイズです。上のA~Dの写真は、人気中華チェーン店の「天津飯」です。この中で、あの『餃子の王将』の「天津飯」はどれでしょう?他の3つは、『大阪王将』、『バーミヤン』…|BIGLOBEニュース
続きを読む »
NTTテクノクロスの「MagicConnect」、リモートデスクトップ/リモートコントロール市場で4年連続シェアNo.1を獲得NTTテクノクロスのプレスリリース(2023年9月5日 11時00分)NTTテクノクロスの[MagicConnect]、リモートデスクトップ/リモートコントロール市場で4年連続シェアNo.1を獲得
続きを読む »