株式会社 学研ホールディングスのプレスリリース(2023年4月25日 10時00分)竹岡広信先生に聞く、[英検(R)対策とこれからの英語教育]とは
株式会社 学研ホールディングス(東京・品川/代表取締役社長:宮原博昭)のグループ会社、株式会社 Gakken(東京・品川/代表取締役社長:五郎丸徹)は、学校向けオンライン英会話「学研オンライン英会話for School」のホームページで、竹岡広信先生のインタビュー記事を公開しました。今回は、大ヒットマンガ『ドラゴン桜』のモデルとなり、学研プライムゼミで英検®対策講座の講師を務める竹岡広信先生に英検®対策やこれからの英語指導について、学校現場視点のお話しを伺いました。NHK「プロフェッショナル...
例えば、英検®2級対策をする場合、準1級の単語集を辞書代わりに使うことがおすすめです。2級では、準1級レベルの語彙も登場します。英検®2級のすべての語彙を理解できなくても2級の合格は可能です。ただし、満点を取ることは難しいでしょう。満点を取る実力をつけたいのであれば、準1級の語彙に触れておくことが大切なのです。 準1級対策なら、12,000語程度の単語集が役立ちます。語彙は大学受験用の単語集より少し難しいくらいです。2級までは基礎力が大事ですが、準1級になると問題を解くためのテクニックも必要になります。特にリスニングでは、聴く力に加え問題の先読みが鍵となります。また、級が上がるにつれて、「言い換え問題」がよく出題されます。問題の全体像を把握していないと解けないように構成されています。考える力も上位級ではますます求められるのです。学校現場でのきめ細やかな指導に時間がかかると言われるのがライティング指導ですが、ライティングは英語力の土台となる、と竹岡先生は語ります。ライティング指導では、何を意識すべきでしょうか。
まず、日本語をそのまま訳することには限界があるということを生徒に気付かせることがポイントです。例えば「日本では、電車に乗ると乗客が寝ている光景を見かける」という問題文があったとします。「電車に乗る」をそのまま訳そうとして“get on the train”を使ってしまうと、電車に乗った瞬間を指すことになり問題文が表現している状況にはなりません。「光景」を“sight”と訳しても不自然です。よって、まず、直訳して書くことは難しい、と気づかせることが重要です。ライティングは、自分が使える表現で訳していくことが肝心なのです。背伸びせずに、シンプルに書くのがコツです。
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