立大・大越怜、リーグ戦初登板で白星 元ダイエー戦士の父・基氏「できすぎです。私に似ていなくて、真面目な性格」

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立大・大越怜、リーグ戦初登板で白星 元ダイエー戦士の父・基氏「できすぎです。私に似ていなくて、真面目な性格」
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立大が早大に競り勝ち、1勝1敗のタイに持ち込んだ。リーグ戦初登板となる144キロ右腕・大越怜(3年)が先発し、5回1失点で初勝利。早大を中退後、ダイエーで活躍した父・大越基氏(52)=早鞆(はやとも

)監督=に続き、父子2代でのリーグ戦白星となった。スポーツ報知の調べでは1960年以降、父子そろってのリーグ戦登板は東大の大越健介(報道ステーションキャスター)、明大の大越遼介に続き2度目で、勝利は初めて。慶大は連勝で東大から勝ち点を挙げた。

拳を握り、ほえた。リーグ戦初登板の緊張にも負けず、大越が神宮のマウンドで躍動した。1点差に迫られた5回2死。宮城誇南を中飛に打ち取ると、ベンチで仲間とハイタッチした。先発し、5イニングを2安打1失点。カットボールを武器に58球とテンポの良い投球で流れを渡さなかった。救援陣がゼロに封じ、勝ち投手に。今春から指揮を執る木村泰雄監督(63)に初白星を贈った。父・基氏は仙台育英3年時、89年夏の甲子園で準優勝に導いた伝説のエース。翌春に早大へ進学し、1年春のリーグ戦で優勝に貢献しながらも衝撃の中退。社会的な関心事となった。 基氏は幼少期の怜について、こう回想する。「野球が下手くそ。元プロの息子はみんなうまいとみる。でも下手で。野球を嫌いにならないように気を使っていました」。山口・早鞆高で監督を務める父とは、離れて暮らした。直接指導を受けられる環境ではなかった。だが怜は努力の人だった。東筑でエースになり、立大野球部を志した。しかし、基氏からは反対された。「やめとけ。東京六大学のレベルは高い。下手くそなんだから、一般学生として勉強しろ」

怜は「野球をやらせてください」と何度も頭を下げて、上京した。鍛錬を重ね、この春のオープン戦で結果を残し、木村監督の目に留まった。これも運命か。初登板の相手は早大だった。基氏からは「やってきたことを信じてやれば、大丈夫」と助言を受けた。父から早大時代の話を聞いたことは―との問いには「あんまり…話したくないんじゃないですか」と笑わせた。(おおこし・れい)2003年12月19日、福岡・北九州市生まれ。20歳。東筑では2年秋からエース。2年秋の県大会16強、3年夏は4回戦敗退で甲子園出場はならず。指定校推薦で立大経済学部経済学科に入学。好きな選手はダルビッシュ有。50メートル走6秒6。遠投90メートル。177センチ、80キロ。右投右打。

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