窪田正孝 が主演、齊藤工監督「我々でしか生まれない化学反応を」最新作に強い決意 芸能ニュース ニュース
１８年に第１３回小説現代新人賞を受賞した神津凛子（かみづ・りんこ）さんのデビュー作を映画化。長野県を舞台にスポーツインストラクターの清沢賢二（窪田）が新築した一軒家で起こる奇妙な出来事を描いたホラーサスペンスだ。赤ん坊の瞳に映るおそろしい影、地下室で何かに捕まり泣き叫ぶ娘―。家を取り巻く恐怖の連鎖は家族だけでなく、関係者の怪死など衝撃の物語が展開される。
窪田は齊藤監督の演出について「非現実的だけど現実の方に行ってしまったり、嘘になりすぎてしまうようなところにブレーキをかけてくださって、ナビゲートしてくれています」と信頼を寄せる。「僕なんかには想像もできない視野の広さが監督にはあるので、何か一つでも残せるように、いろんな色を帯びて愛される作品になったらいいなと思います」と意欲的だ。 気心の知れた窪田の演技をモニター越しに見守る齊藤監督は「すごく漠然と伝えても、微細なさじ加減で計算的ではない形にしてくれます」と脱帽。「監督が『齊藤工』ということが独り歩きするような作品では僕は失敗だと思っています。我々でしか生まれない化学反応、そういった意味合い、必然性のある強度を持った作品に作り上げたい」と強い決意で撮影に臨んでいる。
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