現代のクルマと切っても切れないのがECUチューン。エンジンを制御するコンピュータの内部データを書き換えることで、意図的に封印されているパワーを開放したりできる。
だが、このECUチューンは自動車メーカー的にはNG。ECU内部にアクセスしてデータを書き換えるもので、いわばハッキングのようなもの。そこで問題になるのがプロテクトである。エンジン制御コンピュータの内部データは自動車メーカー的には触ってほしくない。そこでさまざまなプロテクトを掛けてあるわけだが、それをチューニングのプロたちはかい潜って書き換えているのである。
たとえば、ノーマルでブースト圧が1.0kg/cm2に設定されているクルマがあるとする。そこで圧力センサーでブースト圧が1.0kg/cm2のとき、この機械を通すことでクルマのECUには0.8kg/cm2という信号に変化させる。するとクルマ側はまだ0.8kg/cm2と認識しているのでもっとブースト圧を上げて1.0kg/cm2にしようとする。すると実際のブースト圧は1.2kg/cm2程度まで上がるというもの。 もともとこういったパーツは90年代から発売されていた。その後メインECU書き換えチューンが主になり、すっかり過去の存在になっていたが、ECUチューンが難解な車種が増え、再び注目されているのだ。車種によってはメインECU書き換えとほとんど結果が変わらないこともあり、圧力センサー割り込みコンピュータチューンが主流になっている車種もあるのだ。気をつけたいのは手軽なチューンではあるが、ブースト圧が高まっているので、エンジン側の状態はしっかりと健康を維持しておきたい。純正プラグを新品にする。熱価はプロショップのアドバイスに従って選んでもらいたいが、無闇に熱価を上げるのもデメリットがあるので慎重に。
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