ニューヨーク(NY)勢と「今年のビッグサプライズは?」との議論になったとき、「利下げ開始後も10年債が4%超えの高金利水準なこと」を挙げる参加者が目立った。21日に10年債利回りが1日で0.11%高と急騰。4.19%まで上昇した。11月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の利下げ見送り説にこだわる人もいれば、トランプ前大統領が激戦州で有利との報道を受け、財政赤字リスクを重視する人もいる。基本的に、
NY債券市場もいよいよ大統領選挙が間近に迫り、投機筋の短期売買の荒波が席巻している。その結果、NY外為市場では、投機的ドル買いが優勢だ。の「アコード」(政策協定)の意味合いが、米国とは異なり、財政規律の緩みの象徴的現象と指摘されたりする。結局、投機筋は、まず売りか買いかのポジションありきで、それに合う議論を引っ張り出してくる。
ドル円相場の動きは、先週末から21日にかけて、149円20銭台から150円80銭台まで一気に円安が進行した。米大統領選挙と11月のFOMCの直前に、日本側通貨当局がNY市場まで出張っての為替介入は「マナー違反」との認識もある。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は、相変わらず「データ次第」「meeting by meeting(会合ごとに決める)」との姿勢を崩さないが、その経済データが振れると「ノイズ=雑音」と切り捨て、金融政策には「long and variable...
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