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周囲の空気を読みながら器用に生きてきた高校2年生、主人公の矢口八虎(眞栄田)。ある日、美術の授業で「私の好きな風景」という課題を与えられ、仲間と夜を明かした後に見た早朝の渋谷の風景を描く。“青く”見えたその風景を想いのままに描くことで、八虎は初めて本当の自分をさらけ出し「生きている実感」を感じ、美術に自分の生きる道を見つける。
八虎たちが通う井の頭高校の美術室は、美大出身のプロダクションデザイナーの宮守由衣氏をはじめ、映画制作における美術部と呼ばれるスタッフが一から作り上げたもの。デッサン用の胸像やイーゼルが並び、年季の入った洗い場、壁面の作品群も印刷ではなく実際に描かれたもので、架空の展覧会告知のポスターも貼られているなど本格的に作りこまれ、美術部員たちの活動が目に浮かぶようなリアルな空間だ。眞栄田をはじめ、キャスト陣はクランクイン前から絵画の特訓を受けた。眞栄田は訓練開始前から良い感覚を持っていたそうで、6時間もの間一度も席を立たず、水も飲まず、驚くほどの集中力で絵に打ち込んだという。指導を担当した新宿美術学院講師の海老澤功氏は「本当に藝大に受かるんじゃないか」とその熱意に太鼓判を押す。
デッサンシーンは映像としては地味ではあるが、手の動かし方など細部が重要になる。今作では、絵を描く手元やシーンに吹き替えを一切使用しないことにこだわった。2カメ体制で撮影されたこの日のシーンは、八虎は初心者にありがちな鉛筆の持ち方でデッサンする、という設定だったことから、眞栄田は撮影後にモニターで映像を逐次チェックし、講師にアドバイスを求めるという徹底ぶり。半年にも及ぶ絵画特訓を経て、既に素人以上の画力を身につけていた眞栄田に対し、海老澤講師が「下手に描く方が難しいんだよね……」と苦笑する場面も見られた。
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