独IFO経済研究所が24日発表した4月の業況指数は89.4で3月改定値の87.9から予想以上に改善した。
4月24日、 独IFO経済研究所が発表した4月の業況指数は89.4で3月改定値の87.9から予想以上に改善した。フランクフルトで2019年1月撮影(2024年 ロイター/Kai Pfaffenbach)バーデン・ビュルテンベルク州立銀行(LBBW)のシニアエコノミスト、イェンスオリバー・ニクラシュ氏は「3カ月連続の上昇で、大幅な上昇は2カ月連続だ。トレンドの転換とみられる。厳しい局面で慎重さを保つ必要があるが少なくとも冬に景気が底入れしたという材料がいくつか出ている」と述べた。INGのセクター調査グローバルヘッド、イェロエン・バンデン・ブローク氏も3カ月連続の上昇は景気の転換点を示すことが多いと指摘した。23日発表の4月の購買担当者景気指数(PMI)速報値では、サービス部門が好調で総合指数が好不況の分かれ目となる50を10カ月ぶりに上回った。
キャピタル・エコノミクスの欧州シニアエコノミスト、フランジスカ・パルマス氏は、総合PMIとIFO業況指数が4月にともに上昇したことでドイツ経済の最悪局面が過ぎた可能性があると述べた。ただ総合PMIが好不況の節目を上回ったのに対し、IFO指数は依然縮小局面にあると指摘した。
CEN ECI ECO EU GEN ILEI INT INTAG JFOR JLN MCE POL TRN CEEU WEU EUROP EZC EMEA DE EZ ECON
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
独IFO業況指数、7月は87.3 3カ月連続低下独IFO経済研究所が25日発表した7月の業況指数は87.3で、市場予想以上に低下した。
続きを読む »
独IFO業況指数、6月88.5に低下 リセッション長期化の可能性独IFO経済研究所が26日発表した6月の業況指数は88.5と、2カ月連続の低下となった。ドイツ経済が景気後退からの脱却で苦戦を強いられていることが浮き彫りとなった。
続きを読む »