熱海土石流、開発行為の盛り土ほとんど崩れる…県「被害を甚大化させたと推定」 社会
県は2010年以降のデータから、起点付近に開発行為で約5・4万立方メートルの盛り土があったと推定。今回の土石流で、このうち5万立方メートル以上が崩落したとみている。1ヘクタールの土地を5メートルかさ上げするだけの量に当たり、県は「この崩落が土石流を誘発したかは不明だが、被害を甚大化させたと推定される」としている。専門家からは、崩落した盛り土の安定性を問う声が上がる。東京大の堀田紀文准教授(砂防工学)は「一般的に、盛り土は自然の斜面より崩壊の危険性が高い。今回崩れた盛り土は、水が集まりやすい谷に造成されたため、大雨で著しく不安定になっていた可能性もある」と指摘する。
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