通信機器メーカーのノキア、エリクソン両社がこの年末にロシア市場から撤退する。これが長期的にロシアのモバイルネットワークを着実に劣化させ、一般のロシア国民にとっても通信事情の悪化が始まる可能性がある。
ロイターが電気通信企業の経営幹部5人をはじめとする業界関係者から話を聞いたところ、ロシアの携帯電話ユーザーは、ダウンロードやアップロードの速度低下、通話途絶の増加、接続不能、サービス停止の長期化に悩まされる可能性があるという。通信事業者によるソフトウエア更新やパッチ(修正ソフト)適用ができなくなり、在庫が減少する交換部品の争奪戦が起きるためだ。
モスクワでIT専門サイト「コムニュース」を運営するレオニード・コニク氏によれば、「仮に現在の状況が数年間続くとすれば、ロシアの携帯電話ネットワークは、サービスエリアという点で、大都市や最も富裕な郊外地域でしか利用できなかった1990年代末の状況に戻るかもしれない」と話した。
このニュースをすぐに読めるように要約しました。ニュースに興味がある場合は、ここで全文を読むことができます。 続きを読む:
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
焦点:2023年の米株市場、インフレ・景気後退・企業業績が左右[ニューヨーク 28日 ロイター] - 米株式投資家は、40年ぶりの高インフレの抑制に向けた米連邦準備理事会(FRB)の積極的な利上げで打撃を受けた厳しい1年に終わりを告げ、新しい年を迎えることを切望している。
続きを読む »