漢文で知る中国 加藤徹著 カルチャー
中国の古今の名言を通じて、著者である加藤徹さんが人生を語るその語り方が実に温かい。たとえば、旧暦三月に咲くモモの花が散るのを、「三月的桃花――謝了」と言う。しかし、それは単に散ったことを表現しているだけでなく、「お先にごめんなさい。そして、ありがとう」という謝罪と感謝の思いも込められているという。「家に回(かえ)りて仏(ほとけ)に見(まみ)ゆ」も味わい深い言葉だ。仏教の真理を求めて旅をしていた人が、身近にいる仏陀(ぶっだ)に気づくという意味である。
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