二輪車産業が盛んな浜松市で、オートバイ関連のイベント開催が相次いだ。日本自動車工業会（自工会）や経済産業省などでつくる開催実行委員会主催の「第11回 BIKE LOVE FORUM（バイクラブフォーラム） in静岡・浜松」を記念したツーリングキャンペーンのセレモニーなどが9日に開かれ、10日にはスズキの大型二輪車のファンの集いもあった。静岡県や浜松市などは観光周遊への波及効果も期待する。浜松出
10日はスズキがはままつフルーツパーク時之栖（浜松市）で大型二輪「KATANA（カタナ）」のファン向けイベントを開いた。リアルでは3回目の開催。カタナを中心とするスズキ車のほか他社車も含め、前年並みとなる1118台の二輪が集まった。鈴木俊宏社長がカタナに乗って登場し、積極的にファンらと交流した。
8日に浜松市のえんてつホールで開かれたバイクラブフォーラムはバイク文化の創造や産業振興、市場発展などを目的に、新型コロナウイルス禍での中止を除き2013年から毎年8月か9月に開催。ライダーでもある西村康稔経産相のビデオメッセージなどに続き、静岡県が浜松市内に置く浜松工業技術支援センターによる関連企業の紹介や、同県磐田市や浜松市の取り組み紹介、若者の交通安全教育に関する討論などを行った。
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