池江の復調、常識覆す 星奈津美さんの日本選手権展望(写真=共同)

日本 ニュース ニュース

池江の復調、常識覆す 星奈津美さんの日本選手権展望(写真=共同)
日本 最新ニュース,日本 見出し
  • 📰 nikkei
  • ⏱ Reading Time:
  • 28 sec. here
  • 2 min. at publisher
  • 📊 Quality Score:
  • News: 14%
  • Publisher: 51%

池江の復調、常識覆す 星奈津美さんの日本選手権展望

東京五輪の代表選考会を兼ねた競泳の日本選手権が3日、東京アクアティクスセンターで開幕する。新型コロナウイルス禍のため1年遅れで行われる今大会は、「一発選考」で五輪切符が決まる大一番。2012年ロンドン五輪、16年リオデジャネイロ五輪銅メダルの星奈津美さんに、大会の見どころを語ってもらった。本来なら1年前の今ごろに行われるはずだった今大会。開幕直前に中止が決まり、東京五輪も1年延期となり、選手にとっては苦しい1年だったと思う。実際、「モチベーションを保つのが難しい」という声を多く聞いたし、トップ選手であればあるほど、プールに入れない期間が続いた影響を少なからず感じさせた。例年に比べ試合数が減ったため、自分の状態をこまめに把握することも難しかっただろう。

大会は男子が引っ張る形になるだろう。その先頭に立つのは19年世界選手権で200㍍自由形銀メダルの松元克央(セントラルスポーツ)。苦しい1年の中でも「五輪で金メダル」という目標をぶれることなく見据え、1月には日本記録を更新した。安定した成績にはエースとしての覚悟や責任のようなものを感じる。 200㍍平泳ぎは五輪さながらの好レースが見られるのでは。この1年で自己ベストを約1秒縮めた佐藤の勢いが、日本記録保持者である渡辺一平(トヨタ自動車)に良い刺激を与えているのか、渡辺の好不調の波も少なくなってきたように感じる。勢いなら佐藤だが、渡辺が先輩としての意地を見せるのか。2人とも世界記録を狙ってくると思うので、どのような記録が出るのかにも注目したい。女子は白血病からの完全復活を目指し、2月に50㍍バタフライで復帰後初優勝を果たした池江璃花子(ルネサンス)がやはり見逃せない。闘病前の姿と比べるとまだほっそりした印象だが、泳ぎだけを見ればすでに実力の7~8割が戻ってきているのではないか。50㍍はパワーが戻らないと難しい種目かと思っていたが、彼女はもともとの腕の長さや肩甲骨の柔軟性を生かしてここまで記録を伸ばしてきた。その復調ぶりは、水泳の常識を覆しているとさえ思う。

このニュースをすぐに読めるように要約しました。ニュースに興味がある場合は、ここで全文を読むことができます。 続きを読む:

nikkei /  🏆 135. in JP

日本 最新ニュース, 日本 見出し



Render Time: 2025-03-13 20:36:49