元K―1王者でWBO世界バンタム級10位の武居由樹が8日、5月6日に東京ドームで王者・モロニーに挑む初の世界戦に向けて横浜市内で会見を行い、「やっときたなと。今までで一番ワクワクしている」と目を輝か
せた。
心躍らせる理由は、モロニーに立ち向かう以外にもある。自身と同じようにキックボクシングから転向した那須川天心(25)=帝拳=が、同じ階級で世界を狙うと明言している。常に比較され、刺激を受けている相手より先に世界挑戦権を手にし、「まずは、ここで勝たないと何も言えない」と強敵のモロニー戦に集中。その上で「(天心と)お互いが勝ち続ければぶつかれるかもしれない。お互い勝ち続けて、上り詰めた先にあるのかな」と将来的な対戦を心待ちにした。 22年6月、天心―武尊戦があった「THE MATCH2022」を観戦。「お客さんの量と(会場の)広さにびっくりした。あの舞台に立てず悔しかった」と回想。自身も同じ東京ドームで観衆を沸かせるイメージを思い描いた。
大橋ジムの先輩である世界4団体スーパーバンタム級統一王者・井上尚弥(30)も全力で後押ししてくれている。尚弥はモロニーと20年10月に対戦(7回KO勝ち)しており、調整では“仮想モロニー”になってくれた。動きをマネし、マスボクシングの相手を務めたという。 武居が勝てば、13連続防衛の元WBA世界ライトフライ級王者・具志堅用高、世界2階級制覇の井岡弘樹に並ぶ史上6位の9戦目での世界王座奪取となる。さらに、デビューから全勝全KOでの世界王者となれば、17年5月に13連続KO勝ちでWBC世界フライ級王座に就いた比嘉大吾(当時、白井・具志堅スポーツ)以来、日本人2人目の快挙だ。K―1との“2冠”へ「誰もやったことのないことをやりたい。バチッと倒します」。力強くKO宣言した武居が、王者となって天心を待つ。(戸田...
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