欧州市場サマリー(3日)

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<ロンドン株式市場> 反発して取引を終えた。英ポンドの値下がりを好感した買いが優勢となった。イングランド銀行(英中央銀行)は利上げを決めたが、将来的な金利については市場が現在織り込む水準より低くなる可能性を示唆した。

英中銀は3日の会合で政策金利を75ベーシスポイント(bp)引き上げることを決定。利上げ幅は1989年以来最大となった。ただ、英国が長期的な景気後退に直面していると警告し、金利の上昇幅は投資家の予想より小さくなる可能性があるとした。UBSグローバル・ウェルス・マネジメントのユーロ圏・英国担当チーフエコノミスト、ディーン・ターナー氏は「英中銀のメッセージは、金利のピークについては比較的明確だったと思う。市場が今回の会合前に予想していたより、低くなるだろう」とした。英スーパーマーケット大手セインズベリーは7.0%と大幅上昇。通期の業績見通しを据え置いたことが好感された。<欧州株式市場>...

ラガルドECB総裁は、FRBの政策決定は世界の市場に影響を与えるため注意を払う必要があるとしつつも、「われわれは似て非なるものであり、同じペースで(あるいは)同じ景気認識のもとで進むことはできない」と述べた。ベイリー中銀総裁は「将来的な金利について何も確約できない」としながらも、「足元の状況を踏まえると、金利の上昇幅は金融市場の現時点での想定よりも小さくなると考えている」と述べた。

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