パリオリンピック柔道女子52キロ級で阿部詩選手が大会2連覇を目指しましたが、2回戦で世界ランキング1位の相手に一本負けで…
銀メダルは前回・東京大会48キロ級の金メダリストで、柔道女子では初めての2階級制覇を目指した、コソボのディストリア・クラスニチ選手、銅メダルは前回・東京大会で銀メダルをとった開催国 フランス のアマンディーヌ・ブシャール選手、ブラジルのラリーサ・ピメンタ選手でした。柔道女子の増地克之監督は敗れた阿部詩選手について「声をかけることはできなかった。背中をさするぐらいしかできない。本人も落ち込んでいるので少し時間をかけて、ゆっくりと話をしたい」と状況を説明しました。
敗れた試合を振り返り「いやな相手との対戦だと思っていたが、相手の組み手を嫌がって下がったところで入られた。誰もが金メダルが固いんじゃないかと言われてきた中で連覇する難しさを改めて感じた」と話していました。阿部詩選手は「負けた瞬間は状況が理解できなかったが、一瞬で勝負が決まるのはこういうことかなと思い知った。たくさんの応援やサポートのおかげでこの舞台に立てたので、まずこの舞台に立てたことに感謝をしたい。きょうの負けを忘れずにいつか自分自身や皆さんが笑えるような日にできればいいかなと思う」と涙をこらえながら話していました。東京大会直後 “2連覇”見据え両肩の手術に踏み切る
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