東証前引け 反落 利益確定売り優勢、米休場で手掛かり難
30日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前引けは前日比114円27銭(0.37%)安の3万1119円27銭だった。日経平均はバブル経済崩壊後の高値圏にあるため、当面の利益を確定する売りが優勢だった。29日の米市場が休場で新たな手掛かりに乏しかったことも、積極的な買いを見送らせた。
日経平均は前日まで3日続伸し、前日に3万1233円とおよそ33年ぶりの高値をつけた。日経平均は4月から一本調子に上昇してきたとあって、市場では「3万1000円を上回る場面ではいったん売りを出したい投資家が多い」(国内証券)との声があった。東証株価指数(TOPIX)は反落した。午前終値は前日比12.51ポイント(0.58%)安の2148.14だった。
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