道内随一の集客力を誇るJR札幌駅周辺で、駐車場不足が顕在化している。昨秋以降、再開発事業に伴って駐車場の解体や閉鎖が相次ぎ、収容台数は今秋までに少なくとも約930台分減少する。需給の逼迫(ひっぱく)に...
道内随一の集客力を誇るJR札幌駅周辺で、駐車場不足が顕在化している。昨秋以降、再開発事業に伴って駐車場の解体や閉鎖が相次ぎ、収容台数は今秋までに少なくとも約930台分減少する。需給の逼迫(ひっぱく)に利用者は戸惑う一方、企業側には駐車場の料金を上げたり、新規開設したりする動きが目立ち始めた。新型コロナウイルス禍が落ち着き人出が戻る中、休日を中心に混雑緩和は難しそうだ。札幌駅周辺では北海道新幹線の札幌延伸に向けた工事に伴い、昨年10月にパセオの立体駐車場(80台)、今年3月にJRタワーのセンター屋外駐車場(332台)が閉鎖された。エスタの駐車場(248台)は、8月末の閉店と同時に使えなくなる。エスタ東側のレールパーク札幌駐車場(275台)も、10月には完全に閉じる予定だ。
この状況にコロナ禍からの人出の回復が重なる。札幌駅北口で平面駐車場2カ所を運営する大和ハウスパーキング札幌営業所の鈴木達也主任は「1日の利用台数は昨年の約5倍」と話す。3月に駐車料金を30分あたり100円値上げしたが、利用は減っていないという。...
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