NHK連続テレビ小説「虎に翼」(総合など)第11週「女子と小人は養い難し?」(第51〜55話)の第52話が11日、放送される。日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵...
日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く朝ドラ「虎に翼」。女優の伊藤沙莉が主人公の佐田寅子役を演じる。主題歌「さよーならまたいつか!」を歌うのは、シンガー・ソングライターの米津玄師。語りを「カーネーション」(2011年度後期)で主演を務めた女優の尾野真千子が担当する。寅子は、明律大学法学部の同窓で、東京地裁の経済事犯専任判事として主に食糧管理法違反の事案を担当していた花岡悟(岩田剛典)が、違法である闇市の食べものを一切拒否して栄養失調で亡くなったと聞き、衝撃を受けた。花岡の死は法曹界のみならず、世間にも大きな衝撃を与えた。気落ちする寅子に、司法省人事課長の桂場等一郎(松山ケンイチ)は「我々にできることは泣くことではない」と声をかけた。
同じ頃、やはり寅子の大学の同窓で戦地から戻ったばかりの弁護士、轟太一(戸塚純貴)も同郷の親友だった花岡の訃報を知り、絶望。酔いつぶれているところで、学友だった山田よね(土居志央梨)と再会した。よねは主のいなくなった「カフェー燈台」で法律相談のまね事をして、何とか食いつないでいた。新憲法ですべての国民の平等を規定した第14条について、よねは「ずっとこれが欲しかったんだ、あたしたちは」と言いつつ、敗戦のおこぼれとしてではなく自分たちの手で勝ち取りたかったと悔しがった。そして轟が花岡に惚れていたのではないかと指摘。轟は、自分にもよくわからないとしながら、花岡の存在が弁護士を目指すきっかけとなり、同じ大学で学べたことや、判事になった彼が兵隊にとられずに済んだことがうれしかったし、生きて日本に帰ろうと思えたなどと苦しい心情を吐露。まじめで不器用だった花岡らしい死に方を惜しみ、泣き崩れた。
後日、寅子や花岡たちとよくお昼ご飯を食べた日比谷公園で、よねは轟に弁護士事務所を一緒にやろうと提案。轟はこれを受け入れ、よねと固い握手を交わした。2人が立ち去ったのと入れ替わりに寅子がやってきて、そこで見た花岡の最後の姿を思い返しながら、彼が守ろうとしたものを自分も守っていくと誓った。
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
「虎に翼」よねは花岡だった!?轟察する?とどよねコンビへ?「予想外で面白かった」ネット驚きNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月〜土曜午前8時)の第32話が14日に放送された。※以下ネタばれを含みます。あらすじは、寅子(伊藤沙莉)の1年先を行く花岡(岩田剛典)は司...
続きを読む »
「虎に翼」久保田法廷デビューの裏にまさかの事実 演じた小林涼子「辛いシーン」【ネタバレ】15日に放送されたNHK連続テレビ小説「虎に翼」では、寅子(伊藤沙莉)に先駆けて、先輩の久保田(小林涼子)が女性第一号で法廷に立つことが決定する。だがまさかの結婚、妊娠が発覚するという展開に、演じた小林もXで「想像しただけで辛いシーンでした...
続きを読む »
朝ドラ「虎に翼」優三の「僕じゃダメですか」にネット歓声「妙なプロポーズだけど、おめでとう」NHK連続テレビ小説「虎に翼」(月〜土曜午前8時)の第34話が16日に放送された。※以下ネタばれを含みます。あらすじは、寅子(伊藤沙莉)は、弁護士として社会的な信用を得...
続きを読む »
「虎に翼」弁護士を辞める…久保田先輩、無念の決断も モデル?人物の意外なその後【ネタバレ】21日に放送されたNHK連続テレビ小説「虎に翼」では、寅子(伊藤沙莉)と同時に高等試験に合格した久保田先輩(小林涼子)が、夫の実家がある鳥取に行くと寅子に告げる。弁護士もやめるという久保田に寅子もショックを隠せないが、久保田のモデルと思われ...
続きを読む »
「虎に翼」仲野太賀 寅子との最後のデート場面「思い出すだけでも辛い」【牧元一の孤人焦点】NHK連続テレビ小説「虎に翼」で主人公・佐田(猪爪)寅子(伊藤沙莉)の夫・佐田優三を演じる俳優の仲野太賀(31)が各メディアの取材に応じ、2013年...
続きを読む »
朝ドラ「虎に翼」寅子と優三の変顔にネット涙 憲法読み上げる来週予告に反響「第1回だ」NHK連続テレビ小説「虎に翼」(月〜土曜午前8時)の第40話が24日に放送された。※以下ネタばれを含みます。あらすじは、寅子(伊藤沙莉)は訪ねてきた後輩の小泉(福室莉音...
続きを読む »