景気上向くも力不足、1月の動向指数 3.5ポイント上昇
国内景気に回復の動きが出ている。内閣府が8日発表した1月の景気動向指数と2月の景気ウオッチャー調査はいずれも前月より改善した。指数は景気が回復局面に入った可能性が高いことを示す。ただ緊急事態宣言の再延長もあってサービス業はなお厳しく、飲食業を中心に中小企業の資金繰りも厳しい。
2018年10月を起点に続いていた景気後退は20年のうちに終わった可能性がある。指数の直近7カ月の平均などから機械的に決まる基調判断は5カ月続いた「下げ止まり」から「上方への局面変化」に上がった。景気後退から拡張に転換する「谷」が過去数カ月の間にあった可能性が高いことになる。
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