全国の劇場にて大ヒット上映中の劇場アニメ「ルックバック」の舞台挨拶がTOHOシネマズ日比谷で開催され、京本を演じた吉田美月喜さんと監督の押山清高さんが登壇しました。
口コミきっかけで来てくださっている方もいて。もちろん、原作の力はすごく大きいと思いますし、今回、映画も一生懸命作ったんですけれど、見てくださっている方の「感想を書く率」がかなり高い作品になっているのではないかということで、こちらとしても、すごくうれしく感じています。吉田さんも映画を見に行ったということなのですが、昨日、たまたま藤本タツキ先生とお会いする機会があって、ちょっとした打ち上げ的なものをさせていただいたんですけれど、藤本さんも映画館に実際に見に行ったと仰っていました。藤本さんの場合、隣にいた女性が終わった後に泣き崩れて、立てなくなっていたとのことでしたが、まさか隣にいるのが藤本さんだと思って見ていないだろうなと思いながら、その話を聞いていました。緊張してしまうとちょっとアウアウとしてしまうところは似ているかなと思ったりします。作品の中で、藤野も京本もすごく絵がうまくて、2人とも才能があるんですが、京本は自分から口や態度に出すことはなくて、自信がないというか、自分の絵に満足しているわけではないのではないかと思っていて。そういうところは、ちょっと私に似ている部分なのかなと思います。
口コミきっかけで来てくださっている方もいて。もちろん、原作の力はすごく大きいと思いますし、今回、映画も一生懸命作ったんですけれど、見てくださっている方の「感想を書く率」がかなり高い作品になっているのではないかということで、こちらとしても、すごくうれしく感じています。吉田さんも映画を見に行ったということなのですが、昨日、たまたま藤本タツキ先生とお会いする機会があって、ちょっとした打ち上げ的なものをさせていただいたんですけれど、藤本さんも映画館に実際に見に行ったと仰っていました。藤本さんの場合、隣にいた女性が終わった後に泣き崩れて、立てなくなっていたとのことでしたが、まさか隣にいるのが藤本さんだと思って見ていないだろうなと思いながら、その話を聞いていました。緊張してしまうとちょっとアウアウとしてしまうところは似ているかなと思ったりします。作品の中で、藤野も京本もすごく絵がうまくて、2人とも才能があるんですが、京本は自分から口や態度に出すことはなくて、自信がないというか、自分の絵に満足しているわけではないのではないかと思っていて。そういうところは、ちょっと私に似ている部分なのかなと思います。もちろん、私が演技をするときは、そのときの一番、持てる力のすべてを出して全力でやってはいるんですけど、自分に自信があるわけではないので、ちょっと「大丈夫かな?」と不安になってしまう部分があるんです。自分の力に満足しない、できないというか。そういうところは、京本と似ているかなと思いますね。僕は一発入魂みたいな感じで、キャラクターが全身で見切れてるとダメなんです。全身が入っている絵を探して、その中で描きたい絵を探して模写していたので、スケッチブック1冊にも満たなかったです。向き合っている時間はすごくがんばって、自分の中では「描いたなぁ」という感じではあるんですけど。でもこだわりで、全身、どこかが切れてはいけなくて。そうすると、「このフリーザは全身入っているから描きたい」と思ったのに、本来、フリーザの指は3本なんですけど、その絵では4本になっていて「あっ、これはダメだ。鳥山先生が作画ミスしている。指が3本じゃないから描けない」って今も仲がいいんですけれど、小中高と一緒で、太陽みたいな性格なので「太陽ちゃん」と呼んでいる子がいるんです。中学校のころ、クラスは違ったんですがお昼休みにたまたまその子のクラスに行ったときに声をかけてくれてから仲良くなって、自分の教室にいるよりそのこと一緒にいた方が楽しくて、よくそのこと一緒にお昼ごはんを食べ、部活も違うけれど一緒に登下校をしていました。その子は、明るい子にもちょっと静かな子にも分け隔てなく普通に接するというか、明るくしているのが普通だったので、すごくそのことに私はすごく憧れていました。ただ、私にとって親友はその子ぐらいしかいなかったので、その子は友達がいっぱいいるので「私は星の数ほどいる友達の1人なんじゃないか」と不安になったこともありますけど、今でもすごく仲良くしてくれています。「ルックバック」も初日に見に来てくれて、次の日の舞台挨拶も劇場に来てくれました。
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