[8.25 早慶定期戦 早稲田大 4-0 慶應義塾大 国立] 4か月ぶりの出場が大舞台となる中、クリーンシートを果たした。早稲田大のGKヒル袈依廉(4年=鹿児島城西高/広島内定)は「ホッとしている」と安堵の表情を浮かべ...
監督は「正直あの能力だったら出続けなければいけない。袈依廉なりに甘さもあった」と指摘しながら、「練習でのパフォーマンス、立ち振る舞いが良くなってきた」として早慶戦での起用を決断。ヒルが出場の確信を持ったのは試合2日前だったが、「逆に緊張する時間がなかった」。応援席やベンチから試合を見届ける期間もつねにピッチに立っている状況をイメージしていた。チャレンジャー精神も持ちながら「緊張と緩和が融合された良い感情」で復帰戦に臨むと、1対1のピンチで素早く間合いを詰めてシュートコースを消すなど高いGKセンスを発揮し、相手に得点を許さなかった。
指揮官は戻ってきた守護神を「ある程度合格点を与えられるかな」と総評すると、ヒルも「勝利に貢献できたことは嬉しいしホッとしている」と笑顔を見せた。失点試合が続くチームに完封勝利をもたらしたことは大きなアピールになったはずだ。「毎試合見ている。大迫選手のプレーを参考にしている部分もある。来年自分が抜擢されたらどういうプレーをするかつねにイメージして見ている」 ヒルは同日開催となった広島の6連勝を知って頬を緩めながら「90分切らさない集中、メンタル面は大学のうちから完璧な状態にしてプロに進みたい」と伝え、ビルドアップ力の向上も誓う。兵藤監督はプロ内定選手を大学生の目線では見ていないといい、「厳しくしないとプロに行った後に苦労する」とヒルに高い要求を続けながら、「GKコーチも含めてしっかりと振り返って、より良いものへもう一個上げたい」とレベルアップへの意欲を見せた。
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