日経平均は反落、急騰の反動で利益確定売り ソフトバンクGの下落も重し

日本 ニュース ニュース

日経平均は反落、急騰の反動で利益確定売り ソフトバンクGの下落も重し
日本 最新ニュース,日本 見出し
  • 📰 ReutersJapanBiz
  • ⏱ Reading Time:
  • 44 sec. here
  • 2 min. at publisher
  • 📊 Quality Score:
  • News: 21%
  • Publisher: 51%

東京株式市場で日経平均は、前営業日比300円10銭安の2万7963円47銭と、反落して取引を終えた。前週末の急騰の反動で利益確定売りが優勢となり、節目の2万8000円を割り込んだ。先週末に決算を発表したソフトバンクグループやオリンパスが売られ、指数を押し下げた。

11月14日、東京株式市場で日経平均は、前営業日比300円10銭安の2万7963円47銭と、反落して取引を終えた。写真は2020年10月、東証で撮影(2022年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

前週末の米株市場は主要3指数がそろって上昇。日本株もこの流れを引き継ぎ、寄り付きは小幅に上昇してスタートしたが、すぐにマイナス圏に沈んだ。先週末の日経平均は800円超高と大幅上昇した反動で、利益確定売りが優勢となった。決算を発表手掛かりにした個別物色もみられ、ソフトバンクグループ、オリンパスなどの値がさ株が売られ、相場の重しとなった。 ソフトバンクグループは12%超安で終了。同社株は10月初旬から上昇基調にあったため、決算を手掛かりに売りが出たほか、「自社株買いの追加的な発表がなく、レーティングを下げる証券会社も出ており、失望感で売られた」(国内証券・ストラテジスト)との声が聞かれた。 市場では、米消費者物価指数(CPI)公表後にマーケットに広がった楽観ムードは修正されつつあるとの指摘も聞かれた。ソニーフィナンシャルグループのシニアエコノミスト・渡辺浩志氏は「今回の米CPIを受けて株高トレンドになると判断するのは時期尚早」と話す。渡辺氏は、過度に金融引き締め鈍化の期待が高まり株価が上昇すると、インフレ抑制に逆効果になると指摘。そうなった場合、「米連邦準備理事会(FRB)は再びタカ派メッセージを出す可能性があり、市場に冷水を浴びせる形となって株安となるリスクがある」との見方を示した。

TOPIXは1.05%安の1956.90ポイントで取引を終了。東証プライム市場指数は前営業日比1.06%安の1006.98ポイントだった。東証プライム市場の売買代金は3兆8284億8900万円だった。東証33業種では、化学工業、ガラス・土石製品以外の31業種が値下がり。倉庫・運輸関連業、情報・通信業、パルプ・紙などの下落が目立った。プライム市場の騰落数は、値上がり471銘柄(25%)に対し、値下がりが1326銘柄(72%)、変わらずが39銘柄(2%)だった。TOPIX 1956.90 -20.86 1974.87 1,956.90─1スタンダード指数 1004.48 -2.25 1007.50 1,004.48─1

このニュースをすぐに読めるように要約しました。ニュースに興味がある場合は、ここで全文を読むことができます。 続きを読む:

ReutersJapanBiz /  🏆 128. in JP

日本 最新ニュース, 日本 見出し

Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。

日経平均は急反発、米CPI後の株高を好感 グロース株が上昇牽引東京株式市場で日経平均は、前営業日比817円47銭高の2万8263円57銭と、急反発した。米国市場でインフレの伸び鈍化を示す消費者物価指数(CPI)が発表され、長期金利低下・株高となったことを好感し、買いが優勢となった。心理的節目2万8000円を約2カ月ぶりに回復し、900円近く上昇する場面もあった。
続きを読む »

日経平均は続落、米株安を嫌気、米CPIを前に模様眺めに日経平均は続落、米株安を嫌気、米CPIを前に模様眺めに東京株式市場で日経平均は、前営業日比270円33銭安の2万7446円10銭と、続落して取引を終えた。米株安を嫌気して安く始まった後は、米消費者物価指数(CPI)の発表を前に投資家の様子見姿勢が強まった。
続きを読む »

日経平均は反落、材料出尽くし感で利益確定売り優勢日経平均は反落、材料出尽くし感で利益確定売り優勢東京株式市場で日経平均は、前営業日比155円68銭安の2万7716円43銭と、3営業日ぶりに反落して取引を終えた。米中間選挙の結果が徐々に明らかになる中、材料出尽くし感から利益確定売りが優勢になった。一方、米消費者物価指数(CPI)の公表を明日に控え、手控えムードから値動きは小幅にとどまった。
続きを読む »

日経平均は続伸、米株高を好感 好決算銘柄の物色も支え日経平均は続伸、米株高を好感 好決算銘柄の物色も支え東京株式市場で日経平均は、前営業日比344円47銭高の2万7872円11銭と、続伸して取引を終えた。前日の米国市場がねじれ議会への思惑から株高となった流れを引き継いで終日堅調で、一時2万7900円台半ばと9月半ば以来の水準まで上昇した。好決算銘柄への物色も相場を押し上げた。
続きを読む »

日経平均は反発、米株高を好感 値がさ株や好決算銘柄に買い日経平均は反発、米株高を好感 値がさ株や好決算銘柄に買い東京株式市場で日経平均は、前営業日比327円90銭高の2万7527円64銭と、反発して取引を終えた。米株高を好感する形で終日堅調に推移し、心理的節目の2万7500円を回復した。値がさ株や半導体関連株が買われたほか、好決算銘柄の物色も活発になった。
続きを読む »

日経平均は小反落、米FOMC待ちで様子見 好業績銘柄が支え東京株式市場で日経平均は、前営業日比15円53銭安の2万7663円39銭と、小幅に反落して取引を終えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を明日に控え、1日を通して様子見ムードが強い相場展開となった。一方、好業績銘柄には買いが入り、相場を下支えした。
続きを読む »



Render Time: 2025-02-22 00:57:10