東京株式市場で日経平均は、前営業日比101円24銭高の2万7257円38銭と、続伸して取引を終えた。前日の米株高を受けて値がさ株を中心に買われた。ただ、買い一巡後は徐々に様子見ムードが広がり、後場は伸び悩んだ。
10月19日、東京株式市場で日経平均は、前営業日比101円24銭高の2万7257円38銭と、続伸して取引を終えた。写真は東京証券取引所。都内で2020年10月に撮影(2022年 ロイター/Issei Kato)後場に入ると徐々に模様眺めムードが広がり、小動きの展開となった。物色動向としては「特に明確な方向感はみられない」(国内証券ストラテジスト)との声が聞かれた。楽天証券のチーフ・ストラテジスト、窪田真之氏は、国内企業の決算発表や米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、投資家の様子見姿勢は強まりやすいと話す。「目先1カ月程度の日経平均は上方向にも下方向にも行きづらい」として、2万6000円―2万8500円程度でボックス圏の動きになるのではないか、との見方を示した。
TOPIXは0.19%高の1905.06ポイントで取引を終了。東証プライム市場指数は0.19%高の980.29ポイントだった。東証プライム市場の売買代金は2兆3727億3000万円と、薄商いだった。東証33業種では、電気・ガス業、倉庫・運輸関連業、不動産業など24業種が値上がり。半面、鉱業、その他製品、医薬品など9業種が値下がりした。プライム市場の騰落数は、値上がり1148銘柄(62%)に対し、値下がりが607銘柄(33%)、変わらずが82銘柄(4%)だった。TOPIX 1905.06 +3.62 1901.42 1,901.42─1グロース指数 931.81 -0.82 932.30 927.10─935
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