日本IBMは5月29日、AWSなどでのシステム開発を手掛けるスカイアーチネットワークス(東京都港区)の買収に向けた最終契約を締結したと発表した。これにより、スカイアーチネットワークスやそのグループ会社の一部が日本IBMの子会社となる。
日本IBMは買収の狙いについて「日本におけるクラウド市場規模は、2027年には2022年比約2.3倍の13兆2571億円になると予測されており、PaaS利用企業のうちAWSを利用している企業が6割を占めている。年々増大する需要に対し、AWS環境構築や運用監視などAWSに特化した専門人材の強化が必須であると考えていた」と説明。
買収後の動きについては「スカイアーチネットワークスはIBMにおけるAWS専門組織の一員として、基幹システムのモダナイゼーションの推進、AWS環境でのSaaSの活用(SAP on AWSなど)を通じて、日本でのAWSプレミアティアパートナー認定の獲得に加え、オートメーションと生成AI活用による次世代型マネージド・サービスを提供していく」(日本IBM)としている。 買収は6月に完了する予定。子会社化するのはスカイアーチネットワークス本体と、AWSの監視や運用保守を手掛ける100%子会社のスカイアーチテクノロジーズ(広島県福山市)。スカイアーチHRソリューションズなど、他のグループ会社はグループから独立し、合弁会社は合弁を解消するという。
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