B組の第5戦で、世界ランク4位の日本は同9位のセルビアに3―0で快勝した。3連勝を飾り4勝1敗とし、24年パリ五輪切符の獲得圏内となる2位に初めて浮上した。“ブロック職人”高橋健太郎(28)=東レ=
らの守備から流れをつくり、22歳の高橋藍(らん)=日体大=ら主軸が奮闘。過去通算成績2勝8敗の難敵を圧倒した。最短で7日の同7位スロベニアにストレート勝ちすれば、米国対セルビアの結果次第でB組2位以上が得る五輪出場権が確定する。
セルビアの先発6人の平均身長は日本より8センチ以上も高いが、日本は堅実な守備から流れをつくった。第1Sの10―8の場面では藍がブロック。第3Sの11―14からセルビアにサービスエースを取られた後、円陣を組み、石川主将を中心に「自分たちのバレーを貫く」とうなずき合った。18―19から途中出場した宮浦がスパイクを決め、競り合いで粘り勝った。フィリップ・ブラン監督(63)は「いいチームにやるべきことを全てできた。言うことない」とたたえた。 試合のなかった今月2日、宿舎で約40分間のミーティングが開かれた。途中でブラン監督が退席し、選手だけで気持ちをぶつけ合った。石川主将が言った。「みんな、いいところに目を向けよう。自分たちのやるべきことをやろう」。原点に立ち返った。同日深夜には東京五輪代表セッターで、3月にがんのため、急逝した藤井直伸さん(享年31)のテレビ番組を見た。「楽しい」をモットーに戦った同僚の姿に、「楽しくやらないと」とセッターの関田。2連勝した後の5日もチームは集まり結束した。
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