日本代表がベスト16を戦うのは2002年大会、2010年大会、2018年大会に続き4度目。そろそろ勝利の女神が味方してくれてもおかしくない。 →日本が逆転勝利でベスト16進出 楽観視できないクロアチア戦へ
強豪国スペイン代表の思惑
日本代表がグループリーグを突破するには勝つしかない。だからボールを奪いに来るはずだ。その時に隙間ができる。それを狙えばいい。スペイン代表はこう考えて試合を進めていたにちがいない。圧倒的に試合を支配しながら、スペインが前半を1対0で終えたのは、これで十分だと思ったからだろう。 ワールドカップで優勝を狙う強豪国は、決勝トーナメントに入ってからの戦い方を睨んで、グループリーグの第3試合目には臨んでいる。ベスト16でどこの国と当たるのか。これからタフな試合が続くことになる。いかに怪我を防ぎ、コンディションを整えるか。スペイン代表のなかにはこんな思惑が浮かんでいたかもしれない。順当にいけばドイツ代表が勝つだろう。ドイツ代表が勝利しても1勝1分1敗。7点以上の大量得点を挙げなければ、日本代表に負けてもグループリーグを勝ち抜くことができる（もちろんプライドの高いスペイン人選手たちは、日本に負けるとは思っていなかっただろうが）。
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