8月上旬の大きな株価下落は、多くの初心者にとって大きな試練となったかもしれないが、こういうときこそ、投資の基本に立ち返ったほうがいい。これからの投資判断のために...
8月上旬の大きな株価下落は、多くの初心者にとって大きな試練となったかもしれないが、こういうときこそ、投資の基本に立ち返ったほうがいい。これからの投資判断のために、次の4つの材料に注目してみよう。投資経験者にとっても、基本を確かめることは有用なはずだ。投資家なら誰もが見る「株価チャート」では、直近の株価が極端に上昇していないか確かめよう。さらに株価の動きとSNSの様子も照らし合わせるとよいだろう。たとえば、ずっと話題になっているテーマにAIや半導体があるが、このような注目度の高い株が長期投資に向いているとは限らない。なぜなら、ブームになっている時点で株価が高くなってしまっているかもしれない。長期投資を考えるなら、投資対象としては配当が高い企業、配当を出し続けている企業がよく、利回りの基準は、日経平均株価の平均配当利回りである「約2%」とするとよいだろう。■注目すべき材料3「自己資本比率」──目安は50%、数値が高いほど財務が健全
高い配当を出していても、続くかどうか心配なら、「自己資本比率」を見よう。これは、企業がどれだけ自分の資本で事業を運営しているかを示す割合で、これが高いほど財務的に健全とされ、一般に50%以上なら「非常に健全」で、安定した経営が期待できる。ただしこれはあくまで目安の一つであり、業界によって基準は異なる。同業他社と比べるなどしてみよう。企業業績の中でも、売上高と利益はしっかり確かめる必要があり、最低でも過去5年分の業績推移と決算発表時の会社予想を確かめよう。
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