新型コロナウイルス感染症に長期間苦んだ患者の85%が経験している症状とは?

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新型コロナウイルス感染症に長期間苦んだ患者の85%が経験している症状とは?
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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で死亡した患者の脳組織で損傷が確認されたり、COVID-19が主要な臓器で血栓を発生させることが報告されたりと、COVID-19には肺炎以外にも多様な症状が現れることが判明しています。そして新たに、COVID-19の症状に長期間苦しんだ患者の85%が神経学的症状を経験していたことが明らかになりました。

分析の結果、「頭に霧がかかったように感じる」「頭痛」「しびれを感じる」「味覚障害」「嗅覚障害」「筋肉痛」「めまい」「視界がぼやける」「耳鳴り」といった多様な神経学的症状が現れていることが判明。さらに、分析対象患者の85%が少なくとも4つの神経学的症状を経験していたことが明らかになりました。

また、COVID-19の症状が現れてから5カ月後に「体調がCOVID-19の症状が現れる以前の水準まで回復したと感じるかどうか」を尋ねたところ、63.9%の人が「回復したと感じる」と回答。コラルニック氏は「COVID-19の症状に長期間苦しんでいる患者の正確な人数は分かりません。おそらく、アメリカでは何百万人もの人々がCOVID-19の症状に長期間苦しんでおり、認知機能や生活の質を低下させていると考えられます」「COVID-19の症状が長期間続く原因を特定し、治療法を発見するために多くの研究が必要です」と述べています。この記事のタイトルとURLをコピーする

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