愛知県田原市の畑からキャベツ約800個が盗まれたと愛知県警田原署が発表しました。キャベツは天候不順による生育不良の影響で高騰しており、署は売却目的の窃盗とみて調べています。
愛知県 警田原署は11日、同県 田原市 の畑からキャベツ約800個が盗まれたとの届け出があったと明らかにしました。署によると、今月5日朝、キャベツが大量になくなっていることが分かり、農家の男性が被害届を出しました。キャベツは 天候不順 による生育不良の影響で高騰が続いており、署は売却目的の窃盗とみて調べています。 愛知県 はキャベツの一大産地で、2023年の産出額は群馬県に次ぐ全国2位の189億円。冬季のキャベツでは全国1位。 田原市 はその主要産地で、約1000軒の農家が生産しています。キャベツは近年1キロ当たり200円前後で推移してきたが、昨年秋から一気に高騰。農林水産省によると、1月27日からの1週間では、1キロ当たり450円。その前週の506円よりは下がったものの、前年同時期は160円で、約3倍にもなっています。この先も出荷数量は平年を下回り、価格は平年を上回って推移する見込みです。キャベツ800個は、出荷額で20万円相当という。重さは合計1トンに上り、複数人による犯行とみられています。 田原市 でキャベツ農家を営む男性によると「価格が高騰すると盗難がたびたび起こる」という。「雨が降らないことによる乾燥と、このところの寒さで、 田原市 のキャベツも全体的に小さく、生育が良くない。その中で、よく畑を偵察して、取っていっているようだ。キャベツの知識がある人ではないか」と話しました。\東京都墨田区の「スーパーイズミ」で販売されているキャベツは1玉270円(税別)。高値のピークだった先月上旬は1玉1000円で販売していたといい、大幅に値下がりしたものの1玉150円ほどの例年と比べると倍近い。五味衛社長(65)は「キャベツの売り上げは例年の半分。一般のお客さんはほとんど買わない」と嘆きました。代替品として人気なのはベビーリーフ(葉野菜の新葉)。カット処理されており、値段は1袋110円(税別)。例年の倍以上を売り上げているという。五味社長は「やっぱり生野菜を食べたいんでしょう。お客さんは工夫してメニューや素材を変えていますね」と話しました.
愛知県警田原署は11日、同県田原市の畑からキャベツ約800個が盗まれたとの届け出があったと明らかにしました。署によると、今月5日朝、キャベツが大量になくなっていることが分かり、農家の男性が被害届を出しました。キャベツは天候不順による生育不良の影響で高騰が続いており、署は売却目的の窃盗とみて調べています。愛知県はキャベツの一大産地で、2023年の産出額は群馬県に次ぐ全国2位の189億円。冬季のキャベツでは全国1位。田原市はその主要産地で、約1000軒の農家が生産しています。キャベツは近年1キロ当たり200円前後で推移してきたが、昨年秋から一気に高騰。農林水産省によると、1月27日からの1週間では、1キロ当たり450円。その前週の506円よりは下がったものの、前年同時期は160円で、約3倍にもなっています。この先も出荷数量は平年を下回り、価格は平年を上回って推移する見込みです。キャベツ800個は、出荷額で20万円相当という。重さは合計1トンに上り、複数人による犯行とみられています。田原市でキャベツ農家を営む男性によると「価格が高騰すると盗難がたびたび起こる」という。「雨が降らないことによる乾燥と、このところの寒さで、田原市のキャベツも全体的に小さく、生育が良くない。その中で、よく畑を偵察して、取っていっているようだ。キャベツの知識がある人ではないか」と話しました。\東京都墨田区の「スーパーイズミ」で販売されているキャベツは1玉270円(税別)。高値のピークだった先月上旬は1玉1000円で販売していたといい、大幅に値下がりしたものの1玉150円ほどの例年と比べると倍近い。五味衛社長(65)は「キャベツの売り上げは例年の半分。一般のお客さんはほとんど買わない」と嘆きました。代替品として人気なのはベビーリーフ(葉野菜の新葉)。カット処理されており、値段は1袋110円(税別)。例年の倍以上を売り上げているという。五味社長は「やっぱり生野菜を食べたいんでしょう。お客さんは工夫してメニューや素材を変えていますね」と話しました