調査によると、患者の80.0%は薬による治療を長く続けるものと認識している一方、症状が改善した際に薬服用を休みたいと考えたことがある患者は53.3%に上った。しかし、実際に薬を休んだ経験を持つ患者は68.8%に留まった。
調査では、患者全体の80.0%が「薬による治療は、落ち着いた状態を維持するために、長く続けるもの」と認識していることがわかった。一方で、53.3%が、症状が軽快している状況で「(薬物治療を)休みたい」と思ったことがあると回答。
その理由としては「副作用がつらかったから(56.3%)」が最も多く、次いで「通院などが身体的な負担と感じたから(37.5%)」「薬を含む治療にかかる費用が負担と感じたから(37.5%)」「治療が続くことで精神的な負担があったから(31.3%)」などの回答が寄せられた。しかし、「休みたいと思ったことがある」と回答した患者の68.8%は「(治療を)休んだ経験なし」と回答しており、結果的に患者全体の約8割は、休薬することなく治療を継続していることがわかった。医師と患者の間で、意見にギャップも 調査では、患者全体の回答で最も多かったのが「主治医から、治療や副作用、治療期間に関する説明が十分にあること」という回答(86.7%)。次いで「主治医に治療や副作用、治療期間に関する不安や疑問などを相談できること(76.7%)」「病気や治療、医療費制度に関する情報を得ること(56.7%)」と続いた。
同様の質問に対する医師の回答においても、「主治医から、治療や副作用、治療期間に関する説明が十分にあること」が70.6%で最も多く、次いで「主治医に治療や副作用、治療期間に関する不安や疑問などを相談できること(69.7%)」「病気や治療、医療費制度に関する情報を得ること(54.6%)」と、患者と同じ項目が上位3つを占めた。特筆すべきは、約半数の医師が「患者さんの身近で世話をする人に、治療や治療期間、副作用などに関する不安や疑問を相談できること」と回答した一方で、患者の回答における同項目の占める割合は20.0%に留まった点だ。さらに、医師からは「患者さんの身近で世話をする人自身が、病気や治療、医療費制度について情報を入手すること(47.1 %)」「同じ病気の患者同士で経験を伝えあったり、情報交換したり、コミュニケーションをとること(29.4%)」という回答も多かった。
これらの項目における、医師と患者の認識のギャップについて、Johnson & Johnsonは「医師は、前向きな治療継続において、医師や患者さん本人だけでなく、身近で世話をする人(家族など)や患者さん同士での相談やつながりも大事であると考えている」との見解を示した。
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