強烈な苦み、「覚醒剤どう飲ませたか」が焦点…ドン・ファン元妻は殺害否認 社会
捜査関係者によると、須藤容疑者は淡々とした様子で調べに応じているという。事件は2018年5月24日に発生。死亡推定時刻は午後9時頃で、県警が依頼した薬物の専門家は「死亡する3時間前に覚醒剤を飲んだとして矛盾はない」と判断した。野崎さん方には家政婦も住んでいたが、午後4~8時頃に外出しており、摂取が推定される時間には夫婦2人きりだった。佐藤喜宣・杏林大名誉教授(法医学)によると、覚醒剤を食事や飲料に混ぜて直接口に含ませた場合、強烈な苦みでのみ込むのは困難といい、「カプセルなどを使った可能性はある。サプリメントと言って渡せば、警戒心は薄れるだろう」と指摘する。沼沢聡・昭和大教授(毒性学)は「一般的に同一性を証明するには、結晶に含まれる不純物を比較するが、国内で出回っている覚醒剤は純度が高く、違いが出にくい。しかも体内に入ると結晶が溶けるので、科学的な立証は難しい」と話す。警視庁は19年3月、知人女性に覚醒剤を飲ませて殺害したとして、不動産会社役員の男を殺人などの容疑で逮捕。しかし東京地検は「殺意を積極的に認定できない」として、男を傷害致死罪などで起訴した。12年には、大阪府東大阪市のホテル
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