打撃不振から“完全脱却”してチーム貢献を誓う堂林翔太胸の内にある感情が、強く握られた右拳の中に詰まっていた。6月15日の楽天戦(楽天モバイル)の6回、一死一、三塁からリ...
胸の内にある感情が、強く握られた右拳の中に詰まっていた。6月15日の楽天戦の6回、一死一、三塁からリードを4点に広げる中前適時打。二軍降格前の4月20日の巨人戦から56日、35打席ぶりの安打に、「ちょっとは貢献できたかな」と控えめに喜びをにじませた。
今季は開幕四番を務めながら、5月12日に登録抹消。そこから約1カ月、二軍生活を送った。成績不振での降格は3年ぶりのことだった。「必ずあそこに戻るという気持ちでやっていた」。地元・愛知でスタンドから両親も見守った6月23日の敵地・バンテリンの中日戦では、4月10日以来2度目の猛打賞もマークした。 復調のきっかけはつかみつつ、ここから“逆襲の夏”に突入する。3年ぶり3度目の2ケタ12本塁打を放った昨季は、特に夏場に勝負強さを発揮した。7月は本塁打こそなかったが、打率.308をマーク。8月は打率.371で5本塁打、13打点と、さらに打ちまくった。 序盤は打撃不振だけでなく、4月25日のヤクルト戦での大きなミスもあった。6回二死一、二塁から二ゴロを放った際、一走・野間峻祥が懸命な走塁で二塁封殺を阻止したが、アウトと判断した堂林は全力疾走を緩めて一塁でアウトとなった。チームはその後に逆転負け。その後の二軍生活は「いろんな若い選手を見ることができた。僕も走り回って、体をつくって、いい時間になったかなと思う」と振り返る。まだシーズンは折り返しを迎えたばかり。巻き返す時間は、十二分に残されている。
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