平林清澄が1万Ｍ、山本歩夢が5000Ｍで國學院大學記録を更新 箱根駅伝初Ｖへ弾み スポーツ sports ニュース
男子５０００メートルＡ組では国学院大の山本歩夢（３年）が１３分３４秒８５で５位と力走し、中西大翔（現旭化成）が２０２２年にマークした１３分３８秒４５の国学院大記録を更新。３年生のダブルエースがそろっての大活躍に、前田康弘監督（４４）は「チームの士気が上がります。いい流れです！」と、言葉に力を込めて話した。上半期のビッグイベントの関東学生対校選手権（５月）では国学院大の主力選手は故障から復活途上で出場を見送ったが、前田監督は「７月のホクレンディスタンスチャレンジで記録を狙って、その後、疲れをとってから夏合宿に入りたい」と話していた。その指揮官のプラン通り、順調に強化が進んでいる。
国学院大は昨季の学生三大駅伝では出雲駅伝と全日本大学駅伝が２位、箱根駅伝が４位と健闘した。昨季は駒大が圧倒的な強さで３冠を果たした。今季も絶対的な「本命」の駒大に対し、駒大出身の前田監督率いる国学院大が強力な「対抗」として存在感を発揮。２０１９年の出雲駅伝に続く３大駅伝２勝目、そして、念願の箱根駅伝初優勝に向けて弾みがついている。
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