重かった4点目の扉を開いたのは新たな1、2番コンビだった。本塁打後の丸ポーズがおなじみの丸と、「おさるのジョージ」似で「ジョージ」の愛称を持つ佐々木。新1、2番が… - スポーツニッポン新聞社の公式サイト(www.sponichi.co.jp)。
おマルとジョージが打破した。巨人は28日、丸佳浩外野手(35)が今季初の1番、ドラフト3位・佐々木俊輔外野手(24)が2番でDeNA戦に出場し、打線をけん引。4、6回に2打席続けて連続適時打を放つなど、2人で5打点を叩き出した。新1、2番が機能して今季最多タイ12安打で6得点。球団ワーストを更新していた3得点以下の貧打を連続13試合で止めて快勝した。2―2の6回2死二塁。昨年7月16日のヤクルト戦以来の1番で起用された丸が、上茶谷のスライダーを打ち上げた。「斬り込み隊長なので、斬り込めるように。振れるボールはどんどんいこうと」と捉えた打球は風に乗って右中間フェンス直撃の決勝の適時二塁打。さらに佐々木も中堅フェンス直撃の適時二塁打で続いた。14試合ぶりの4点目。3得点以下の貧打が続いていたが、球団ワーストの13試合連続で止めた。
丸自身も低調が続いていた。開幕戦は3安打したが、4月中旬には打率は2割台前半に。16日の阪神戦の試合前、二岡ヘッド兼打撃チーフコーチから声をかけられた。広島最後の18年、巨人に移籍した19年の打撃映像を見た同コーチからのアドバイスは「あの時はもっと左足に体重が乗っていたよ。あともう少し体をねじっていた」。MVPを獲得した当時の打撃を求めて試行錯誤を繰り返した。 その二岡コーチの「勢いをつけてほしかった」という提案で1番で起用され、3回先頭で出場8試合28打席ぶり安打となる右前打。無安打が続いた7試合も7四球を選ぶなど、出塁率・329を買われた新リードオフマンは、4回には中前へ先制打。8回には右犠飛を放って3安打3打点と打線を引っ張った。
2番佐々木もプロ初の三塁打を放つなど、プロ初の3安打猛打賞。新1、2番の活躍を阿部監督も「いい働きをしてくれた」と称えた。これまでのうっぷんを晴らすように、チームは今季最多タイの12安打で6得点と快勝。うち5打点を1、2番の2人で挙げた。「フラストレーションのたまるゲームが続いたけれど、また明日から皆さんが気持ちよく見てくださるようなゲームをしたい」と丸。負の連鎖をバットで断ち切り、力強く視線を前に向けた。(青森 正宣)
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