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(セ・リーグ、ヤクルト3−10巨人、12回戦、6勝6敗、5日、神宮)扇の要が、攻守で試合を支配した。巨人・岸田行倫捕手(27)が3安打を放ち、自身初の1試合6打点を記録。今季2度目の2桁得点に導いた右打者は「ランナーがいるときに打てて良かった」と胸を張った。
2−0の一回2死二、三塁で左前へ2点打をマーク。三回には中犠飛で追加点をもたらし、九回2死一、二塁で駄目押しの3号3ランをたたき込んだ。守備では、先発・戸郷を含めた5投手を好リード。「試合を進めていく中で、2点で終わるのと4点では違う」とバットでも投手陣を助けた。 大阪ガスから2018年にドラフト2位で入団して7年目。昨季125試合に捕手として出場した大城卓の打撃不振や一塁への配置転換もあり、今季はここまで岸田がチームトップの38試合でスタメンマスクをかぶる。「チームの勝敗を左右しているポジションだと思うので、満足せずにやっていきたい」と責任感をにじませた。 選手時代、捕手として一時代を築いた阿部監督は6打点を挙げた岸田に「こういう時もあるし、謙虚に頑張ってもらいたい」と目を細めた。今年90周年を迎えた巨人。時代を彩る正捕手の座は〝阿部政権〟から〝岸田政権〟へと移行の兆しを見せている。(樋口航)
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