巨人が新外国人選手としてチェコ代表のマレク・フルプ外野手(25)の獲得に向けた最終段階に入っていることが24日、分かった。育成選手契約を結ぶ方向で調整中。23年のWBC日本戦では佐々木朗希投手(22
)=ロッテ=から二塁打を放って注目を集めた。正式決定すれば今季中に来日してファームで日本野球を学ぶことも可能で、来季の戦力底上げへ期待が高まる。
リーグ優勝に突き進む阿部巨人が、水面下で来季に向けて動いていた。新外国人として23年WBCチェコ代表の大型外野手、フルプとの育成選手契約が大詰めを迎えていることが明らかになった。身長193センチ、体重100キロの規格外の体格で走、攻、守3拍子そろった右の強打者だ。 15年に大阪で行われたU18W杯にチェコ代表として参加。現広島の大分商・森下の前に3打数無安打だった。高校卒業後は米国の大学に進学し、大学生だった昨年3月のWBCに出場。日本戦(東京D)で佐々木の163キロを左翼線二塁打として話題になった。 その後は米独立リーグのレイク・カントリー・ドックハウンズでプレー。今季は80試合で打率2割5分2厘、7本塁打、43打点、23盗塁を記録した。開幕前の3月には侍ジャパンの強化試合の相手、欧州代表の一員として来日。くふうハヤテとの練習試合(京セラD)で左中間に特大3ランを放ち「ヨーロッパに優れた野球があることを示したい」と、日本球界挑戦への夢を語っていた。恵まれた体格、アグレッシブなプレースタイルで「チェコのジャッジ」とも称される。巨人は素質と伸びしろに注目して調査を進めてきた。
昨年のWBCチェコ代表は、医師や消防士などが多い異色のチーム。懸命に野球に取り組み、相手をリスペクトする姿も話題になった。同代表ミラン・プロコップ内野手が今年BC・神奈川と契約するなど日本との交流が深まる中、フルプの巨人入団が決まれば、極めて異例で歴史的な挑戦になる。
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