川崎がホーム初勝利で連敗を3でストップ、鬼木監督「ここからがスタート」 サッカーJ1リーグ

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川崎がホーム初勝利で連敗を3でストップ、鬼木監督「ここからがスタート」 サッカーJ1リーグ
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川崎3-0FC東京(J1第5節=30日)

川崎の本拠地がようやく笑顔であふれた。今年4試合目となるホームの公式戦で初勝利を挙げ、リーグ戦の連敗も3でストップ。サポーターの大声援に報いた鬼木監督は、「ここからがスタート。戦う姿勢、ゴールへの意欲を見せてくれた」と選手をたたえた。

川崎らしい攻撃サッカーで圧倒した。前半34分、相手のクリアボールがポストに当たったはね返りを脇坂が押し込んで先制。後半にFC東京に退場者が出ると、38分に左サイドを崩して山田が追加点、ロスタイムには橘田がだめ押しのミドルを決め畳みかけた。 ホームで白星が遠かった。2月20日のアジア・チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦では、引き分けでも準々決勝進出だったにもかかわらず、2点差の敗戦。J1でも3月1日に昇格組の磐田に5失点で、9日には昨季残留争いに巻き込まれた京都に無得点で黒星を喫していた。 今季初のクリーンシートもマークする会心の勝利に、主将の脇坂は「ホームで3-0はうれしい。まず1つ勝ててよかった」と気持ちよさそうに汗をぬぐった。大幅に選手が入れ替わっても戦力が充実していることに変わりはない。序盤でつまずいた強豪が、反転攻勢の機会をうかがう。(奥山次郎)

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