路線バスを運行する岐阜乗合自動車(岐阜バス、岐阜市)は2日、全国10の交通系ICカードの一つ「manaca(マナカ)」を導入する。近年はキャッシュレス決済が浸透し、同社独自のICカード「ayuc...
「大歓迎。小銭を持たなくていいので、利用者の皆さまにとって利便性が高まると思う」と話すのは同社柿ケ瀬営業所運転助役の山田景三さん(51)。山田さんは勤務歴29年のベテラン運転手で、2006年のアユカ導入時もハンドルを握っていた。「バスカードからアユカに変わり、非常にスムーズになった。当時の話ですけどね」と笑う。
13年に交通系ICカードの相互利用サービスが始まると、県外から来た乗客を中心に不満の声が出るようになった。「交通系ICカードが使えないと伝え、現金による支払いをお願いすると、小銭がないお客さまも多く、両替の手間もかかっていた」という。乗客対応に時間を取られ、運行遅れにもつながり、運転手の業務負担になっていた。 同社によると、マナカの利用開始日を発表後、問い合わせが増加。26年度中までアユカが使える中、アユカユーザーには、交通系ICカードと2枚同時に機器にタッチするとエラーになることや、マナカで障害者割引きを受けるには障害者手帳の提示が降車時に必要になることを周知している。 同社はマナカ対応に当たって、約320台のバス運賃箱を改修するなど対応を進めた。山田さんは「一つの歴史が終わる意味では寂しいが、お客さまの利便性が高まり、業務効率も良くなると思うので効果を期待したい」と話した。
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